上野 哺乳類展② 種の概念は戦争を解き明かす鍵になる!
⑦ 哺乳類は呼吸をし、心臓の活動を持続させるのが最も大切なため、胸骨が発達するということ。ここでも手長猿とイルカを比較して、共通点を伝えている。この一見すると異形である両者が哺乳類の仲間であることを伝える展示が続く。子供に教えるのに、多くの人が指をさして伝えている。 ⑧ ここでは、耳の骨ということで、最も大きいとされる象とイルカの耳小骨を展示している。この小さい骨が聴覚において大切であり、生物の繊細さ、どんな大きな生物でも、地球を構成する仲間であるという認識がここで強まってくる。人間は、視覚が発達して、認識が武器になった哺乳類であり、今では、地球を破壊するほどの力を得ている。 ⑨ 一生で心臓が…
2024/03/27 13:15