分身(わけみたま)としての物語

分身(わけみたま)としての物語

「大きくて、あたたかい手。・・・・・・貴方はこの手で愛しいひとたちを包みこむことができる」 その声は、私のなかで響いていました。内側の声かもしれないし、外側の、別次元からのもの、だったのかも……声にならない誰かのおもいが届いた氣がして。 自分なんてちっぽけでなんにもできないと思ってた、だとしても自身にとって大切なひとに伝えたい氣持ちがある、ことばにならない深さだったり広さだったりをどうにかして。そこから先へ届けられることがあるなら。 話すのも書くのも凄く苦手、いまだに得意だ、とはいえません。 昔より、形にこだわらなくなっただけ。 ととのえないといけんかなとか流れるようでないとあかんのか?とか。…