"最後の印象派"が描く物語と光「シダネルとマルタン展」
SOMPO美術館の「シダネルとマルタン展」へ 行ってきました。 シダネルとマルタンは「最後の印象派」と言われる世代の中心的人物でしたが 没後は長らく忘れ去られた存在に。 近年、再評価され、今回、国内初の展覧会だそう。 ともに固い友情で結ばれ、互いに影響を与えあった二人の画家が 紡ぎだす作品の数々。 特に好きだった作品をピックアップしてご紹介します。 1、シダネル「モントルイユ=ベレー、朝」 「モントルイユ=ベレー、朝」 アンリ・ル・シダネル(1896) 今回の展覧会で、私が最も好きだった作品。 シダネルの描いた「モントルイユ=ベレー、朝」。 朝もやがたちこめる静かな湖を 花嫁姿の女性がボートに…