城址や 兵どもが 夢の跡。
津幡町から中能登町の災害ゴミ受け入れ現場へ向かう際、必ず通過するのが「宝達志水町(ほうだつしみずちょう)」だ。宝達志水町の場所は、石川県の中部。上掲地図画像を見てお分かりのように、能登半島の付け根---旧能登国最南部に近く「口能登」(くちのと)に位置する。北は羽咋(はくい)市、南はかほく市と津幡町。西は日本海、東は富山県氷見(ひみ)市と高岡市に隣接。平成17年(2005年)3月1日、羽咋郡志雄町(しおまち)と押水町(おしみずまち)が合併して発足した。行き帰りの道すがら、常々気になっていたのが「末森城址」の大看板。先日、よく晴れた日の西日が傾き始めた頃、城址を訪問した。歴史ファン、戦国ファンならご存じの通り、ここは戦いの舞台となったところ。「前田利家」と「佐々成正」の軍勢が刃を交えた「末森合戦」である。『末...城址や兵どもが夢の跡。