「海明け」のコラムと「春光」の句と
雨のち晴れ。最低気温-3.0℃、最高気温9.3℃。〈北海道新聞4月2日付け〉網走では4月1日から本格的な漁が始まったようです。つまり、オホーツク海の網走沖では「海明け」となったのです。昨日のコラムでは八木義徳著の『海明け』からの一節が引かれていました。画家を目指しながらも中国大陸に渡り、敗戦時の中で愛妻を失う、主人公の史郎。史郎は戦時下に妻を亡くした作者を投影しているとコラムにあります。妻の遺骨を抱きオホーツクへ向かう史郎。そして、妻にこう語り掛けるのです。「よく見ろ、これが海明けだ。白い流氷群は無限の彼方へ消え去り海のいのちがいま蘇ろうとしている」そして、コラムは3か月が過ぎた被災地能登を思い、こう結んでいました。「以前のくらしは遠く、激変した海が出漁を阻む。それでも信じたい。いつか〈海明け〉が来る、と...「海明け」のコラムと「春光」の句と