死刑台に載る俳句
私は若い頃からのクセで、新聞を読んでいて何かで引っかかる記事があると切り抜く習慣がある。またはパソコンに取り込む。 そんな記事のひとつに、読み返すたびに心臓を素手で掴まれるような切ない気持ちになるものがある。記事というよりコラムだが・・・。 60年以上も前に、北山河という俳人がいて、彼は大阪拘置所で死刑囚に俳句の指導をしていた。 一冊の本が遺されている。 現在は死刑の執行は当日の朝に本人に知らされるが、当時は執行の2日前に告知されていた。 その
2025/03/28 08:12