心のふる里
5歳から19歳まで過ごしたふる里である新潟県岩船郡保内村と言う地名は、昭和29年に荒川町に、平成20年に村上市になり消えてしまったが、今も爺の心に永久保存されている。数年前に、新潟日報朝刊に旧保内村に残る伝統芸能「三匹獅子踊り」が紹介されていた、毎年8月24日と25日保内村坂町の鎮守様の祭礼には、選ばれた三人の少年が演じた獅子踊りである。祭りの期間中は境内に何軒かの露店が並ぶ、小学生のころ友達同士で買ったハッカパイプが懐かしく思い出す、普段は静かな境内もこの日だけは大勢の参拝客で賑わう。お盆には、境内で青年団主催の盆踊りが行われる、中央の櫓の周りで若い男女が輪になって踊る、若者たちにとっては嫁さん探しの場でもあり、お気に入りの女性と会話したり贈り物したりする。心のふる里
2025/05/15 04:01