16世紀の自由思想家ソッツィーニ、そして19世紀のシュライエルマッハ―以来今日に至るまで自由主義神学に立つ人々は、キリストが罪ある人間の身代わりとなって十字架にかかってくださったことを受け入れない。彼らは人間の本性は善だと考えるので、キリストが人間の罪の代価を支払う必要はなかったと考えるからである。NPPのE.P.サンダースも著書『パウロ』で同様の主張をしている。 E.P.サンダースの「義認」解釈 水草牧師の神学ノート 自分には罪はないのだから神に赦される必要もないと思うならば、むしろソッツィーニのように潔く自由思想家を名乗ればよいものを、「最新の研究によれば・・・代償的贖罪など聖書は教え…
贖罪論に関して、<古代は神が悪魔に御子を身代として渡したという「古典説・劇的説」が行われた。中世にアンセルムスが贖罪は神の満足のために行われたとし、宗教改革者はそれを聖書的用語をもって説明した(満足説~代償的贖罪説)。中世にあってアンセルムスに反発したアベラールはキリストの十字架に現れた愛に感動した者が神に忠実に生きるようになったその生き方が贖いとなるとする道徳的感化・主観説を唱えた。>という説明がなされるのをよく見る。プロテスタント教会で広く教えられる代償的贖罪説は500年ほどの歴史しかない、というのである。ほんとうだろうか?嘘である。 古代教父たちは、代償的贖罪とともに悪魔からの解放を説い…
A.A.ホッジは、罪観は神学体系のアルキメデス点であると指摘し、罪認識の深浅によって、三つのタイプの神学体系が形成されてきたと指摘している。罪観が徹底していれば恩寵救済主義となり、原罪を否定すれば自力救済説となり、罪観が中途半端であれば神人協力説となる。罪観は堕落後の自由意志の状態がどうであるかという議論になる。 恩寵救済主義<罪観は全的堕落―キリストは救い主―代償的贖罪説> パウロ-アウグスティヌス-ルター・カルヴァン 自力救済主義<性善説-キリストは模範者―道徳的感化説> ペラギウス-アベラールーソッツィーニ―近代自由主義神学 (ただしアベラールは代償的贖罪を否定したわけではない) 神人協…
その症状、医療に任せておいて大丈夫ですか? 小生の周りでは、医療で治せないと断言されている方々が奇跡の回復を見せています。日常茶飯事となっています。 医学で「数字」が成立した方々の様々な病気を治すことはできません。岡江久美子さん(コロナ感染)、平尾誠二さん(肝内胆管がん)、谷村新司さん、伊集院静さん(肝内胆管がん)、太田純さん(膵臓がん)・・・・・など、医学では救うことはできませんでした。 遠回しの言い方になりますが、医学で、うつ病、統合失調症、アルコール依存症、解離性障害、強迫性障害、睡眠障害、摂食障害、双極性障害(躁うつ病)、適応障害さらには、不登校、ひきこもり、いじめ、自殺願望などの治療できますか?これから大問題となる広義の認知症もそうですこれ等、“こころの病”については、医学は無...その症状、医療に任せておいて大丈夫ですか?
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